実績紹介
神奈川, 2024 ~ 2025

市民と資料をつなぐ、 相模原の記憶プラットフォームの構築

神奈川県相模原市
さがみはらデジタルアーカイブ
https://digital-sagamihara.jp/

 

 相模原市に残る歴史資料や文化資源をデジタル化し、インターネット上で誰もが検索・閲覧できる「さがみはらデジタルアーカイブ」を構築しました。
 キーワードやジャンル、地域、所蔵機関などからの横断検索機能に加え、「ストーリー」コンテンツでは相模原市の歴史を物語形式で紹介。ストーリーと資料を連動させることで、市の歴史を立体的に学べる構成としました。

 市制施行70周年にあたる2024年11月20日に第1次公開が行われ、「写真で見るさがみはら」「市制施行70年 さがみはらの歴史」「AIでよみがえるあの頃の風景」など、多様なコンテンツを公開しました。

 2025年3月19日には第2次公開を実施。約3万1,700点の歴史的公文書・図書館資料・博物館資料を新たに公開し、文化財のVRコンテンツや「神楽面」の3Dモデルなども追加。また、記念イベントとして、土器の3Dモデル制作体験も開催しました。

 今後は子ども向けコンテンツやデジタルマップの公開も予定されており、貴重な歴史資料の利活用を通じて、市民の学びと誇りを育む基盤として期待されています。


 

事業名称:相模原市デジタルアーカイブ構築業務委託
対象施設:相模原市公文書館・相模原市立図書館・相模原市立博物館・相模原市物館・大阪中之島美術館
登録点数:5187点
データベース:クラウド型(SaaS)
公開年:2024年